WordPressのget_template_part()関数は、テーマファイル内でテンプレートの一部を呼び出すために使用されます。第3引数を使うことで、テンプレートに変数を渡すことができます。ここでは、その使い方と、適切なチェック方法について解説します。
get_template_part()の基本的な使い方
通常のget_template_part()の使い方は以下の通りです:
get_template_part( 'template-parts/content', 'single' );上記のコードは、template-parts/content-single.phpをテーマ内から呼び出します。このとき、テンプレートに渡すパラメータが存在しません。
第3引数を使ったテンプレートへの変数渡し
第3引数を使用すると、テンプレートにデータを渡すことができます。例えば、以下のように変数を渡します:
get_template_part( 'template-parts/content', 'single', array( 'custom_param' => 'value' ) );この場合、テンプレートファイル内で$argsとして渡された値を参照することができます。
$argsのチェック方法
テンプレート内で$argsを使用する際には、変数がセットされているか確認することが重要です。これは、isset()関数を使用して行います。
<?php
if ( isset( $args['custom_param'] ) ) {
echo esc_html( $args['custom_param'] );
}
?>上記のコードは、$args['custom_param']がセットされている場合のみ、その値を出力します。
まとめ
get_template_part()の第3引数を使うことで、テンプレートに柔軟にデータを渡すことが可能です。データが正しくセットされているかを確認するためにisset()関数を使用し、適切にテンプレートを管理しましょう。